副交感神経を活かして不調を治す!➃

副交感神経かして不調を治す!交感神経と副交感神経のバランスを上手にとる方法 伊藤 剛 著

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今回もシェアをしたいと思います。

良いストレスと悪いストレス

ストレスと自律神経の関係

 自律神経に影響を与えるものといったらまず思いつくのが、ストレスでしょう。

しかしストレスがどのようにして自律神経に影響を与えるのか、知らない人は意外に多いと思います。

 ストレスという言葉は、「ストレスを与えるもの」という意味と、「外部からの影響で身体の中に引き起こされた状態」という意味があります。

本来は、「ストレスを与える物」を「ストレッサー」とよび、「外部からの影響で身体の中に引き起こされた状態」を「ストレス状態」として

区別すべきなのですが、世間でどちらもストレスという言葉が使われています。これが時に誤解を生じる原因にもなっているのです。

~中略~

人は多少の困難や適度なストレスがあったほうが成長することは、よく経験されることだと思います。

ではいったいストレスは、どのようにして自律神経に影響するのでしょうか?

 急性のストレスを受けた時は、身体を守る防御機構が反応し、交感神経が真っ先にはたらきます。

しかしストレスが続くと、今度は交感神経の緊張に対処して、副交感神経のはたらきも活発になります。

「ストレス潰瘍」という病気をご存じですか?ストレスが原因でできる胃や十二指腸の潰瘍です。実はこの

ストレス潰瘍は、交感神経と副交感神経の活動がともに活発になるこの時期に発症することが多いのです。

 緊張した交感神経によって胃粘膜の血管が収縮して血流は低下します。すると胃酸(塩酸でできている)が胃粘膜内に

しみこんでくるのを血流で洗い流せなくなり、胃粘膜の強度が低下します。

また一方、胃の副交感神経である迷走神経が刺激されると、胃酸の分泌が高まり、たちどころに胃の粘膜は障害を受けてしまうのです。

これがストレス潰瘍を引き起こす原因なのです。

ただし通常の胃潰瘍や十二指腸潰瘍はピロリ菌の影響が強く、ストレス潰瘍とは発症のメカニズムが少し異なります。

このように交感神経と副交感神経がともに刺激されてがんばっていると、しまいにはともに疲れて、どちらもはたらきが弱ってしまいます。

身体を守ためにの防御反応も、それをコントロールする力もなくなってしまう非常に危ない状態です。慢性的なストレス(ストレッサー)による

うつ状態の時などは、このような自体に陥りやすいのです。これがさらに進めば、ホメオスターシスが保てなくなり、大きな障害をもたらす危険もあります。

 一般的なストレス解消法は、STRESS(ストレス)の頭文字からとって、Sports(楽しんでいい汗をかく運動)、Travel(自然に親しむ旅行)、

Recreation(人と交わる楽しい遊び)、Eating(楽しい食事)、Singing/Speaking(歌、おしゃべり)、Sleep/Smile(よく眠り、よく笑う)が重要だと言われています。

ストレスは自律神経に大きな影響を及ぼすものとして、十分な予防と対処法を知っておく必要があるのです。

引用おわり

交感神経と副交感神経。どちらも働き過ぎると不調になることがわかります。

やはりバランスが大切なのですね。

ストレスの解消法として

「STRESS(ストレス)の頭文字からとって、Sports(楽しんでいい汗をかく運動)、Travel(自然に親しむ旅行)、

Recreation(人と交わる楽しい遊び)、Eating(楽しい食事)、Singing/Speaking(歌、おしゃべり)、Sleep/Smile(よく眠り、よく笑う)」

とあります。

たしかに・・・。本来このように生活できたら自律神経もバランスよく働いてくれそうです。

なかなか理想の生活ができない方、色々やったけれど改善しなかった方

自律神経失調症でお悩みの方、お気軽にご相談ください。

ぱちぱちカイロプラクティックは、八幡西区黒崎にある【心と身体を整えることが得意な自律神経専門カイロプラクティック整体院】です。黒崎駅から車で5分。岡田球場、JCHO九州病院のすぐ近くです。

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