2019.05.14
カテゴリ:読書系:書籍紹介 感想
副交感神経を活かして不調を治す!➁
副交感神経を活かして不調を治す!交感神経と副交感神経のバランスを上手にとる方法 伊藤 剛 著 前回の交感神経「副交感神経を活かして不調を治す!交感神経と副交感神経のバランスを上手にとる方法」←クリックやタップすると飛べます。 に続き副交感神経のシェアをしたいと思います。
副交感神経のはたらきは「分泌と緊張緩和」
交感神経の特徴が「危険からの回避」や「闘争か逃走か」であるのに対し、副交感神経の特徴は
基本的に「安静と休息」あるいは「分泌と緊張緩和」であるといえます。
脳幹から出る副交感神経のうち、東部や頸部の副交感神経は、まぶしいときに眼に入る光の量を減らすために
眼の瞳が小さくなる反応(瞳孔の縮瞳)をさせます。また涙腺や唾液腺を刺激して、涙や唾液をたくさん分泌させたりします。
さらに下腹部以外のほとんどの内臓につながっている副交感神経である瞑想神経は心臓では心拍数を下げ、胃腸では運動を活発にし、
膵臓では血糖をコントロールするインスリンなどを分泌させて、消化吸収を高めます。
その結果、糖が利用され血糖値が一定の値を維持するのに役立っています。
また副交感神経は、全体的には分解ではなく合成するはたらきを助けています。
しかしその一方で、心臓の収縮力を低下させるなど、抑制的にはたらきます。また、気管支を収縮させ気道を狭める作用があるため、
喘息など呼吸困難をともなう呼吸器の疾患では、副交感神経作用が高まると症状の悪化をもたらします。つまり、喘息などでは
副交感神経を抑える治療が必要とされる場合もあるのです。
一方、仙随から生じる副交感神経は、大腸の動きを促進し、排便時などには肛門括約筋を緩め、膀胱の収縮を強め排尿を促すなどの
排泄作用に重要なはたらきがあります。
後略
引用終わり
副交感神経の役割は「安静と休息」と言われています。
「喘息などでは副交感神経を抑える治療が必要とされる場合もあるのです。」
と書かれているとおり、副交感神経だけが強くても自律神経のバランスは崩れてしまいます。
自律神経はシーソーみたいなもので常にバランスをとっています。
どちらかに傾ければ良いということではないようです。
次回も自律神経についてシェアをしたいと思います。
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