心の休ませ方「つらい時」をやり過ごす心理学 ➁

心の休ませ方

心の休ませ方「つらい時」をやり過ごす心理学 加藤諦三 著

を引き続きシェアしたいと思います。

幸運へのターニングポイント

 
 いまあなたは生きることに疲れてしまった。いままでの生き方が愚かな生き方だとわかった。
 
生きることに疲れるという代償を払って、いままでの自分の人生を理解したのである。
 
 幼児的願望が満たされていないのは、あなたの責任ではない。また不運にも、誰も
 
「ああいう人とはつきあってはいけないよ」と教えてくれなかった。
 
 生きることに疲れた時は、まさにあなたの生き方を変える時である。節目があるから竹は先に伸びていける。
 
 生きることに疲れたあなたは、いま誰に会いたいか?もし会いたい人がいれば、その人がこれからの人生を共に歩む友人である。
 
 もし誰にも会いたくないならば、じつはいままであなたは嫌いな人に尽くして生きてきたのである。
 
あなたのまわりには誠実な人はいなかったのだろう。
 
 生きることに疲れた時、それはあなた自身が自らを分かる時であり、周囲の人がどういう人であるか分かる時である。
 
あなたがあなたの人生を理解する時である。
 
 生きることに疲れた時に、初めて誰を大切にして生きていったらいいかが分かる。
 
 うつ病者はあまりにも真面目に合理的に生きてきすぎた。そうしたことを価値があると思いすぎた。
 
だからエネルギーがなくなってしまったのである。
 
 エネルギーのある人は、朝、花に水をかける。その水のかかった花を見て、「朝だなー」と思う。
 
そして「♪朝だ、朝だーよ」と歌いたくなる。
 
 生きるエネルギーに満ちている人はその水のかかった花や葉を見て、花や葉が「おいしい、おいしい」と水を吸っていると思う。
 
 近代合理主義の世界に生きるところにエネルギーの供給源があるのではない。人間の生きるエネルギーの源は、非合理的な感情の中にある。
 
人間がまだ洞穴(ほらあな)の中に住んでいた時の太古の昔の感情の中にある。
 
それはいまだに私たちの脳のある部分には残っている。
 
その部分と近代合理主義の法則とは違う。生きることに疲れた人は、自分の中にある「洞穴の中の人間」の部分を少しは解放することである。
 
うつ病者になった人はその部分の価値を無視しすぎたのである。
 
引用おわり
とてもわかりやすいですね。
「生きることに疲れた時は、まさにあなたの生き方を変える時である。節目があるから竹は先に伸びていける。」
ここ、とっても素敵です。
節目があるから竹は先に伸びていける。
本当そうですよね。人生には節目があります。
私も大なり小なりの節目がありました。
皆さんも人生に節目があったはずです。
生きることに疲れたら、まずは休みましょう。
そして我慢していたことや、やりたかったことを始めてみると
また新しい世界が見えてくるかもしれません。
 

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