自律神経失調症とは?

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自律神経失調症とは?

自律神経失調症って言葉やワード。最近よくテレビや雑誌で耳にしたり目に飛び込んできますよね。

自律神経ってそもそも何?

心の病気? それとも身体の病気なの?

日本心身医学会では

「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」

と説明されています。Wikipedia参照

何かしらの症状・体調不良があるのだけれど、はっきりとした原因が分からない場合、自律神経失調症と診断がつけられる時があるということです。

自律神経の症状は?

自律神経失調症の場合このような症状がみられます。

身体症状

  • めまい・ふらつき・立ちくらみ
  • 頭痛・目の疲れ
  • 耳鳴り
  • 肩こり・腰痛・手足のしびれや冷え・震え
  • 動悸・過呼吸・筋肉のハリやこり
  • 蕁麻疹やかゆみ
  • 便秘・お腹のはり・下しやすい
  • 胃腸の不調・吐き気・膨満感・食欲不振
  • 月経不順・PMS
  • 味覚障害
  • 血圧が激しく上下する
  • 緊張するはずのない場面での動悸
  • 冷や汗・多汗症
  • 火照り・熱っぽさ・倦怠感・だるさ
  • 不眠症・睡眠障害(寝入りの悪さ・朝起きられない)
  • 線維筋痛症

精神症状

  • 気分の浮き沈みが激しい
  • イライラ・そわそわ感・焦燥感
  • やる気の低下・モチベーションが続かない
  • 集中力・記憶力の低下
  • 不安感・人間関係の過剰な心配
  • 緊張しやすい
  • うつ・被害妄想
  • 人間不信・情緒不安定

上記のように、自律神経失調症には様々な症状があります。

さらに1つの症状だけの人もいれば、複数がセットになって現われる人もいます。

Aさんはこの症状しかないけれど、Bさんにはコレとアレとソレが当てはまります。

なんてことはよくあることです・・・。

さらにその人の、性質や性格、今までの歩んできた人生のバックグラウンドにも影響すると言われています。

個人差も大きく、症状の痛みや辛さもバラバラで自覚をしていない方も多いです。

そのため、自覚症状がなくても積もり積もったものが溢れでたとき重たい症状となって現われる場合も。

自律神経とは

自律神経は、自分の意思とは関係なく心と体のバランスをコントロールしてくれる神経です。

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交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立ち、相反する動きをすることでバランスを取っています。

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運動や、仕事をするときといった活動をしている場合には、交感神経が優位になり、筋肉の緊張や心拍数もあがり活動的になります。
 
 
反対に安心・安全な場所にいる時や休息をしているときは副交感神経が優位になり、心拍数の低下・筋肉の弛緩・心も身体もゆるゆるでりリラックスモードになります。
 
 

自律神経が乱れる原因

バランスを維持する自律神経がなぜ乱れてしまうのでしょうか。

それには大きく3つの原因があると言われています。

 

原因➀ストレス

 

ストレスは「精神的ストレス」と認識されることが多いと思いますが、実は複数のストレスがあります。

➀肉体的ストレス

ケガ・外傷・事故・過労・不規則な生活

➁科学的ストレス

水分不足・栄養的問題・薬品・添加物・汚染物質

➂精神的ストレス

家族やペットの病気・死・不幸

仕事やお金に関しての不安・失敗・挫折・プレッシャー

人間関係の怒りや悩み・トラブル

➃環境的ストレス

大気汚染・花粉・騒音・公害・照明・災害

➄物理的ストレス

気圧の変化・気温・温度の変化

その他

スピリチュアル、方位、土地エネルギー、電磁波など

 

 

原因➁生活習慣

 

現代社会では、深夜でも仕事をすることが当たり前になってきました。

大人も子どもも、日常の生活に追われ

夜遅くまで起きていることや、PC・スマートフォンやゲームなどついついしすぎて昼夜逆転したり、食事の時間もバラバラ・・・といった生活習慣の変化も自律神経の乱れの原因となっています。

私たちの自律神経は自動的にバランスをとるようになっています。

朝起きた時は活動的になるように 交感神経 が優位になり

休息するときにはリラックスして 副交感神経 が優位になるようにできています。

しかし、不規則な生活が続くと交感神経副交感神経のバランスが乱れてしまい「ずっと緊張したりずっとやる気がでない状態」のような自律神経の乱れ・交感神経と副交感神経の切り替えといったスイッチの乱れが起きるようになります。

 

原因➂ホルモンバランス

 

自律神経とホルモンといった内分泌系は強い関連性があります。

特に女性はホルモンの影響を受けやすく、月経による周期や妊娠や出産によるホルモンの変化、年齢に強く影響がでます。

女性の多くに自律神経失調症といった症状がでやすいのも

「月経期」にホルモンバランスが乱れ自律神経系のバランスが崩れやすいといった理由があるためです。

このように、大きな3つの要因が複数作用することにより自律神経のバランスが乱れ心身の症状として現われます。

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自律神経のバランスを取り戻すには

では、乱れた自律神経はもう元にもどらないのか。

というと、そんなことはありません。

適切な対処をすることで、症状により時間がかかる場合もありますが継続して行っていくことで改善・回復していきます。

早い方で2~3週間。長い方だと6ヶ月~1年以上と本当に幅広いです。

まずはご自身の体調や乱れを、身近な場所で相談してみるのをオススメします。

自律神経の整え方

生活習慣を見直す

自律神経は生活リズムに基づいて働いています。

乱れた自律神経は生活リズムを取り戻すことにより改善していきます。

➀睡眠:質のよい睡眠をとる

➁栄養:バランスの良い食事をとる

➂休息:息抜きや趣味といったリラックスできる時間を作る

➃運動:1日40分ほどの適度な運動

➄活動:仕事や家事・育児といった活動

といったことを心がけるといいです。

他には・・・

➀病院や診療内科に行く

➁マッサージ・鍼灸・カイロプラクティック・整体院などに行く

➂今と違った環境に飛び込む・ポジティブな人達の集まる環境に飛び込む

➃瞑想やマインドフルネスを活用する

➄国内・外の旅行・何となく行きたかった場所へ行く

➅我慢していたこと、やりたかった事を始めてみる

➆泣ける映画や本を読み涙を流す

➇犬や猫といったペットを飼う

➈ストレスの原因から離れてみる(休職・休息をとる)

といったことをオススメします。

まとめ

自律神経失調症と呼ばれる症状は、日常的な肩こり・頭痛・目の疲れ・月経不順・筋肉の過緊張・不眠症・ホルモンバランスの乱れ・胃腸の不調と多岐にわたります。

幅広く個人差があるために、「私はどこも痛いところがないから平気」と思っている方でも寝付きが悪かったりお腹の調子がすぐれなかったり何かあるものです。

歯にしても、車にしても、美容にしても予防が1番大切で、悪化してからようやく行動に移しても時間やお金を多く消費してもなかなか改善しない。ということも。

結果的に心身共に疲弊してそれで自律神経をさらに乱れさせてしまうことがあります。

どこか不調を感じたりする前に、日頃からメンテナンスや

自分自身を労る習慣を作っていけたらいいですね。

当院ではカラダやココロを整えています。「自律神経失調症」はもちろん、その後の予防にも力を入れているのであなたにあった予防法や解決方法をお伝えサポートしています。

何かわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。

 

ぱちぱちカイロプラクティックは、八幡西区黒崎にある【心と身体を整えることが得意な自律神経専門カイロプラクティック整体院】です。黒崎駅から車で5分。岡田球場、JCHO九州病院のすぐ近くです。

お問い合わせ先はこちら:ぱちぱちカイロプラクティック

 

 

 

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