「脳からストレスを消す技術ーセロトニンと涙が人生を変える」➁

脳からストレスを消す技術
昨日の続きです。
引用

夢を恐れる若者たち

近頃の若者を見ていると、夢を持てずに苦しんでいる人が増えてきたような気がします。

私が若い頃は、世の中はもっと単純でした。

当時は日本中が貧しかったので、ほとんどの人が「健康で今よりもっといい生活をしたい」というたった一つの願いに向かっていました。

価値観が一致し、望むことがシンプルだと、それだけ生きることにエネルギーが集中しやすくなります。目標がはっきりしていれば、わき目もふらず突っ走ることができるからです。

でも、今は違います。

日本は貧しさから脱し、人々の生き方は多様化し、価値観もそれぞれに異なるようになりました。社会に多様性があるのはいいことですが、同時に価値観の乱立が、人々のエネルギーを拡散させてしまっているのも事実です。そしてこれこそが、私たちにストレスを与えている一因でもあるのです。

今も昔も「幸せに生きたい」という人間の根本的欲求は変わっていません。ただ、何が幸せなのか、どうすれば幸せになれるのか、あまりにもたくさんの道しるべがありすぎて、道に迷っているというのが、今の若者の現実ではないでしょうか。たくさんの道しるべから一つのものを選び出すだけでも、その「労力(=ストレス)」の大きさがうかがいしれます。

つまり、この社会において夢や希望を持つことは、生きる力を持つことであると同時に、大きなストレスを受けることでもあるという二面性を持っているのです。

だからこそ、夢や希望に積極的に意識を向けることが必要なのだと思います。

夢や希望をどのように持つのか、実はそれだけで、その後の人生が大きく変わってしまうということが、脳科学的に見ても明らかになっているのです。

そもそも、夢や希望は、脳にとっては「快」であり「報酬」です。
人間の脳は、本来「快」を求めるようにできています。

それが、その「快」すら求めなくなるというのは、何かプレッシャーやブレーキがかかっているということです。

たとえば、未来に大きな夢を持たず、自分はフリーターでいいという若者は、自分が社会に出て得られるであろう「快」という報酬よりも、その過程で被る「不快」を恐れる気持ちの方が大きくなっているといえます。

では、なぜそこまで「不快」を恐れるようになってしまったのでしょうか。その原因には次の三つがあると、私は考えています。

➀誰もが認めるような「明確な報酬」がなくなっている。

➁最初の社会となる学校で、いじめや挫折など、トラウマ(心的外傷)になるような経験をした。

➂子供の頃の育ち方が原因で、きちんと前頭前野が発達していない。

繰り返しますが、夢や希望の持ち方でその後の人生は大きく変わります。というのも、この夢の持ち方さえ間違えなければ、私たちは「セロトニントレーニング」や「涙」以上に、今の社会から受けるストレスを解消する生活を送ることができるからです。

ですから、まずは夢を持てなくなっている人に夢を持ってもらいたいと思います。そのためにも、「快(=夢)」を求めるという自然な心に、なぜブレーキがかかっているのか、その三つの原因を突き止めて、それを外していこうではありませんか。ブレーキを外さずに、アクセルを踏んでも車は走らないように、私たちの脳もブレーキになっているネガティブなものを先に外さないと、夢や希望に向かって走り出すことはできないのです。

引用終わり

長かったですね(゚ロ゚)笑
私が今、一番伝えたいのはここなんです。

「快(=夢)」を求めるという自然な心に、なぜブレーキがかかっているのか、その三つの原因を突き止めて、それを外していこうではありませんか。ブレーキを外さずに、アクセルを踏んでも車は走らないように、私たちの脳もブレーキになっているネガティブなものを先に外さないと、夢や希望に向かって走り出すことはできないのです。

このブレーキが強いと人はストレスを強く感じ、自律神経を乱しココロもカラダも緊張して様々な症状を引き起こします。

ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでも車は走りません。
人間も一緒です。
心のブレーキを外して、ココロもカラダも元氣に走り出しましょう。

走り出せ♪
    ∧∧           ~⌒);;
  ヽ(゚∀゚*)ノ      ~⌒);;⌒⌒)
    (   )    ~⌒);;⌒⌒) ;;⌒)
    ミ≡≡ ⌒);;⌒⌒) ;;⌒)

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