｢脳からストレスを消す技術ーセロトニンと涙が人生を変える｣を読みました。
という本を読みました。
東邦大学医学部教授 の 有田秀穂 著
引用
はじめに
｢ストレス｣というとどこか得体の知れないものに対して、私たちは今まで重大な勘違いをしていました。それは、
ストレスに勝とうとしていた
ということです。
しかし、私たちはストレスに勝とうと思ってはいけません。
なぜなら、人はストレスに勝てないようにできているからです。
そしてもう一つ、最近｢ストレスフリー｣という言葉をよく聞きますが、これも目指してはいけません。
なぜなら、ストレスは決してなくならないからです。
決して得られないものを望んでしてしまうと、かえってストレスは増えてしまいます。
冒頭から厳しいことを申し上げましたが、これは事実です。
仏教をひらいたお釈迦さまは、六年という歳月をかけてあらゆる苦行を経験し、ストレスに打ち勝とうとしました。しかし、それでもストレスに勝つことはできなかったのです。
では、私たちは日々迫りくるストレスに対して、どうすればいいのでしょうか。その答えは、実は非常にシンプルなものでした。
ストレスを消せばいいのです。
～中略～
本当の意味で｢ストレスに強い人｣というのは、ストレスを打ち負かしていく人ではありません。襲い来るストレスを上手に受け流し、自分にとって適度なストレスにコントロールできる人のことなのです。
重要なのは、その方法を知っているかどうか、それだけです。
引用終わり
そうなんです。ストレスって勝つこともできないし、なくなることもないんですよね。
できることは、｢襲い来るストレスを上手に受け流し、自分にとって適度なストレスにコントロールできる｣ことが大切なんです。
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三(_⊃┳O
三◎ゞ=◎
初めて｢自転車｣や｢自動車｣を運転する時緊張しませんでしたか？
知らないこと、未知のことって人間は恐怖なんですよね。
しかし、使い方や動かし方を知ると、安全に安心して使用できます。
大切なのは｢襲い来るストレスを上手に受け流し、自分にとって適度なストレスにコントロールできる｣です。
わかりやすくストレスのメカニズムやケア方法が書かれていて、良著でした。
当院に置いているので、読みたい方には貸し出しもしています。
お気軽にどうぞ＾＾