「犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方」

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「犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方」ひすいこうたろう
さんの本を読み終えました。

その中で私達のカラダやココロに繋がるような、とてもいい例があったのでシェアしたいと思います^^

「奇跡のりんご」の木村さん式・敵の見方

人類で初めてリンゴの無農薬栽培に成功し、「奇跡のりんご」として映画化もされた木村秋則さん。その木村さんが長年の研究で、最終的に辿り着いた境地は、「●はいなかった」でした。さてその●とは?

木村さんは人類のなかで誰ひとり成し遂げることができなかったリンゴの無農薬栽培。それを見事に成し遂げたのが木村秋則さんです。

しかし、それは挫折の連続でした。農薬の代わりに酢を薄めて散布したり、牛乳やワサビ、ニンニクを散布したり、薄める比率を変えたり、ありとあらゆるものを試したそうです。

しかし1年目実らず、2年目実らず、3年目実らず、4年目実らず、5年目実らず。リンゴ農家なのに5年間リンゴが1個も実らない。それどころか、リンゴの木に花ひとつ咲かなくなったそうです。(中略)こうして、8年の歳月をかけて、誰一人成し遂げることができなかったリンゴの無農薬栽培を実現。その木村さんが最終的に気づかれたことは何か。

敵はいなかった、ということです。

ある虫がリンゴの葉を食べているのを見て、この虫が害虫だと決めつけてしまったこと。それが間違いだったと木村さんは言います。
「自然の中には善も悪も存在しないのです。生き物はみんな、それぞれの命を必死で生きているだけなのです。どんな生き物も、生態系のなかで与えられた自分の役割を果たしているだけなのです」

「虫や病気は原因ではなく、あくまでも結果なのです。虫や病気が蔓延したからリンゴの木が弱ったのではなく、リンゴの木が弱ったから虫や病気が大発生したのです。虫や病気は、それを教えてくれていたのです」

例えば、畑にアブラムシが大量にくるような場合、実は、そのアブラムシは肥料を与えすぎて窒素過多になっている余分な栄養を食べにきているようです。ちゃんと理由があってきているのです。


私達の身体や心も同じように言い換えられそうです。

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