昔、ヘルニアだと言われたから治らない(と、思っている)
意味記憶
三十年前にヘルニアと診断された、腰痛でお悩みの男性のお客様。
初めて来院された頃からすると、ずいぶんと良くなっているが
仕事で座る時間が長いせいか、腰が張るという。
そこで、身体(無意識)にその原因を聴いてみると
〇〇だから〇〇になる。というのは必ずしもそうとは限りません。
姿勢ー猫背ー警戒心
というワードで陽性反応が。
キチンとした職場なので、背筋を伸ばして仕事をしないといけない。
だが、さすがに長時間座っていると、姿勢もだんだんと丸まり、猫背になってしまう。
猫背は良くないというイメージがあるとのこと。
そのまま整えると、腰の張りが100%から30%まで下がった。
残った30%について調べていくと…
ー意味記憶ー
というワードで反応がでてきた。その心当たりを聞くと
「以前、ヘルニアと診断されたんです」
男性がそう診断されたのは、もう30年も前の話。
そこで、私が知っている現在の腰痛情報をお伝えしました。
結果的に、ほとんど張りを感じないレベルにまで下がったのでした。
意味記憶というものがあります。
それは、今までの体験や学習してきたこと。権威のある方からの一言。
〇〇~だから治らない
といった記憶が、慢性症状に関係しているのです。
実は、ヘルニアは6ヶ月前後あればなくなります。
「椎間板ヘルニアとは?原因、症状や自然治癒について」
以下引用。
>椎間板ヘルニアの多くは、何の対策をとらなくても、発症してから6か月前後で自然に消失します。これは、整形外科医の間ではかなり以前から常識になっていることですが、一般には、まだあまり知られていないかもしれません。
>研究の結果わかった要因は、神経への圧迫の強さ、仕事上の満足度の低さ、そして、うつ・不安・ストレスです。このうち、うつ・不安・ストレスなどの精神的要因は、症状を長引かせ、慢性腰痛の要因にもなります。
NHK健康chから引用しました。
あなたの知っている情報は、アップデートされていて、過去の情報になっているかも。
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お知らせ&一言
〇〇だから〇〇である。
というのは
一度疑ったほうが良いときもある。
かもしれない。
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