こうして思考は現実になる パムグラウト[著] 桜田直美[訳]
こうして思考は現実になる パムグラウト[著] 桜田直美[訳]
よくお客様から
・どうすれば先生のようになれますか
・どうすればやりたいことができるようになれますか
・どうすれば恋人やパートナーができますか
・どうすればお金が入ってきますか
・どうすれば望む願望が現実化しますか
といった相談を受けたときに
こんな風にするといいですよ。
と、お話している内容をシェアしたいと思います。
これは色々なことに当てはまる内容です。
・健康が欲しい・お金が欲しい・好きなことをしたい・車が欲しい
・旅行に行きたい・恋人が欲しい・ペットが欲しい・成功したい
本当になんでもありです。
この本は、本当にオススメです。
以下ふしぎなお話があるので、
・ご興味のある方
・なんとなく読んでみたい方
・必要な氣がする方
はこのまま、スクロールしてお読みください。
少し長いですがシェアしたいと思います。
本当にあった話
エドウィーン·ゲインズは私の大好きなユニティ·チャーチの牧師だ。彼女はおもしろくて、頭がよくて、スピリチュアルの原則の仕組みについてもくわしい。
全米を回って豊かさについてのセミナーを開催し、もっと豊かな人生を送る方法を教えている。
でも、そんなエドウィーンも、私たちと同じで最初からスピリチュアルの原則を知っていたわけではない。試行錯誤をくり返しながら学んできた彼女の「最初の大きなデモンストレーション」の話は傑作だ。ユニティ・チャーチの人たちが言う「デモンストレーション」とは、何もないところから、自分の欲しいものや必要なものを生み出すことをいう。
最初のデモンストレーションを行ったころのエドウィーンは、まだスピリチュアルの世界に入ったばかりだった。当時の彼女は、控えめに表現しても一文無しという状態だった。本人の言葉を借りれば、「一〇セント玉二枚さえないから、こすり合わせることもできない」という状態だ。
でも彼女は、スピリチュアルの先生から信じられない話を聞いた。どうやら神様は、彼女のことが好きで、さらに、天国の門を大きく開いてたくさんの祝福を送りたいと思っているらしい。
そして神様の祝福を受けるには、ただエネルギーの使い方を身につければいい。そのためには、自分の欲しいものと、それがいつ欲しいかをはっきりさせる必要があるという。
そんなのは簡単だ。それからものの一五分もしないうちに、エドウィーンはノートの一ページいっぱいに自分の欲しいものを書いた━新しい緑色の靴、新しい恋人、新しい車などなど。
それ以外にも、メキシコシティでの一週間のバケーションも追加することにした。メキシコシティに行ったことはなかったけれど、スペイン語の練習にちょうどいいと思ったからだ。それに、テオティワカン遺跡にある太陽のピラミッドと月のピラミッド、それにディエゴ·リベラの壁画も、昔からずっと見たいと思っていた。
もちろんエドウィーンには、旅行に行くようなお金はなかった。だから「ちょっとした冗談」のつもりで書いていたという。でも彼女は、どうせだったらと開き直った。実際に旅行代理店に行って、三か月後に予約を入れたのだ。「最悪の事態になっても、お金が払えなくて代理店で恥をかくだけですから」と、エドウィーンはスピリチュアルの先生に報告した。
「そう考えるのは、あなたが豊かさを感じていないからです」と先生は答えた。「お金持ちの人と同じ周波数で振動していないのよ」
「そうは言いますけれど、私の銀行口座の残高を見てもらえればわかります。電気代を払うのにも苦労しているようなありさまなんですよ」とエドウィーンは答えた。「だからこそ、自分はお金持ちだと感じられるようなことをしなければならないのです」
そこでエドウィーンは、意を決してスーパーマーケットに出かけて行った。
「私はいつも、必要最小限のものしか買わなかったの。豆、コーンプレッド、小麦粉、とにかく絶対に必要なものだけね」と彼女は言う。「必要のないプチ警沢なんて絶対にできなかった。残高がギリギリだったもの」
挑戦することに決めたエドウィーンは、グルメ食材コーナーに足を踏み入れた。
棚を眺めていると、ビンに入ったオリーブのアーモンド詰めが目に留まった。お金持ちの人たちは、きっとこういうものを食べているに違いない。そう思った彼女は、いつもの買い物に加えてオリーブのアーモンド詰めも買った。そして家に帰ると、友達のラナに電話をした。
「ラナ、今からそっちに行くわよ。おたくのブールサイドに座って、あの新しいクリスタルのワイングラスで、あなたがこの前買ったワインを飲むの。おつまみは私が持っていく。
さっきオリーブのアーモンド詰めを買ったから。メキシコシティでのバケーションごっこをしましょう」
「何の話よ?」とラナは答えた。
話を聞いて、ラナもエドウィーンの遊びに付き合うことにした。二人はラナの家のプールサイドに座り、ワインを飲み、オリーブのアーモンド詰めを食べ、メキシコシティでバケーションを楽しんでいるつもりで談笑した。
「じゃあ、明日はどっちのピラミッドに行く?」とエドウィーン。「それともあなたはビーチのほうがいいかな」
するとラナが答える。「両方やろうよ。ピラミッドに行って、ビーチに行ったら、市場を散歩しながら、楽団の歌を聴くの」
バケーションごっこがあまりにも楽しかったので、ラナもメキシコシティに行こうと決めた。そして翌日、ラナはエドウィーンと同じ旅行代理店に行き、旅行の予約を入れた。
それから一週間もしないうちに、ラナの母親が電話をしてきた「ねえ、メキシコシティへの飛行機代は私が出してあげるわよ」
「メキシコシティに行きたいってアファメーションしたのは私なのに、望みをかなえたのはラナだったのよ!」と、エドウィーンは今では笑い話にしている。ちなみにアファメーションとは潜在意識に働きかけるテクニックの一つで、「ボジティブな断言」や「自分への誓い」といった意味だ。
それから数週間後、エドウィーンのところに旅行代理店から電話があった。その日のうちに旅行代金を払わなければキャンセルになるという。
「わかりました。すぐにうかがいます」とエドウィーンは答えた。でも本当は、古い童謡に登場する「戸棚が空っぽのハバードおばさん」のような気分だった。彼女は車に乗った。そろそろ神様と真剣に話さなければならない。
「神様」と彼女は言った。
「できることはすべてやりました。欲しいもののリストも作りました。アファメーションもしました。お金持ちになったつもりで行動もしました。ここまで来たら、あとはあなたの管轄です。旅行代理店から電話が来たので、今からお金を払いに行きます。必ずお金を用意してくださいね」
代理店に行く途中、エドウィーンはふとした思いつきで母親の家に寄ることにした。正直に言えば、ラナがお母さんに飛行機代を出してもらったことを話せば、うちのお母さんも同じようにしてくれるんじゃないかと期待していたのね」
エドウィーンは母親の家に行くと、せいぜいごきげんを取り、ラナと二人で計画している旅行の話をした。そして話を終えると、母親の顔を見てこう言った。
「それでね、ラナはお母さんに飛行機代を出してもらえることになったんだって。それってすごくない?」
「たしかにすごいわね」と母親は答えた。
「それで、あなたはどうやって旅費を出すつもりなの?」
エドウィーンはがっかりした。家を出てとほとぼと車に向かっていると、後ろから母親が声をかけてきた。
「外の郵便箱から手紙を持ってきてくれないかしら」
母親の家は玄関から郵便箱までけっこう距離がある。エドウィーンは歩きながら小石を蹴り、ぶつぶつと文句を言っていた。そして家に戻りながら、どんな手紙が来ているのか見てみることにした。その中に、自分に宛てた手紙が一通あった。
「その時、実家を出てからもう一五年もたっていたの。その間に私宛の手紙は一通もなかったのよ」とエドウィーン。
差出人の名前を見ても、誰だかまったく思い出せない。封を切って手紙を読むと、なんと差出人は昔のルームメイトだった。結婚して名字が変わっていたから、わからなかったのだ。一緒に住んでいた一五年前は、二人とも若くて貧乏だったので、お金を出し合って買った、中古の家具に囲まれた生活だった。
二人が共同生活を始めて三か月もしないうちに、エドウィーンは海外で教える仕事を見つけて部屋を引き払った。二人で買った古い家具はそのままにしていった。手紙にはこんなことが書いてあった。
エドウィーンへ先日、ヒューストンの電話帳を見ているときに、あなたのご両親の住所を見つけました。私は今では結婚し、夫と一緒に新しい家に引っ越しています。新居の家具はすべて新しく買ったので、一五年前に二人で買った家具は売ることにしました。そうしたら信じられないことに、かなり価値のあるものもあったらしく、けっこうな値段で売れたのです。そのお金を独り占めするのは間違っていると思いました。あの部屋のインテリアは、二人の努力の結晶ですからね。売れたお金の半額分の小切手を送るので、どうかお受け取りください。
「しかもすごいことにね」とエドウィーンは言う。
「その小切手には、代理店に払うお金に、おこづかい分の一〇○ドルを足したのとまったく同じ金額が書かれていたの。セントの単位まで同じだったのよ」
エドウィーンのこの物語には、おもしろい続きがある。ラナとエドウィーンはメキシコシティですばらしいときをすごした。買い物をしたり、プールサイドでくつろいだり、ピラミッドを訪れたり、市場をぶらぶら歩き回ったり。「そしてどこかへ行くたびに、ラナが花を受け取ったの」とエドウィーンは言う。
「たとえば市場を歩いていたときに、楽団が演奏をやめてラナに一輪のくちなしの花を差し出した。別の日には、バスに乗っていたときに、男の人が飛び乗ってきて、いきなりラナに一輪のバラをわたすと、また飛び降りてどこかへ行ってしまったのよ。ある日のディナーでは、大きな白い箱が私たちのテーブルに届いた。ラナが箱を開けると、中には一〇本以上の蘭の花が入っていたの。そんなことが続いて、私はなんだかおもしろくなくなっていた。なんでラナばっかり、ってね。そこで神様に、『ねえ、ちょっと。私も愛されているってサインを見せてよ』と訴えたの」
それから一五分もしないうちに、レストランのウェイターがオードブルを運んできた。
神様ってかなりユーモアのセンスがあるわよね」とエドウィーンは笑う。
「オードブルは何だったと思う? オリーブのアーモンド詰めだったのよ」
※こうして思考は現実になる パムグラウト[著]桜田直美[訳]から引用しました。
不思議なお話ですよね。
ですが、私もこどもの頃から似たような出来事をたくさん経験しています。
もちろん今でもそのようになっています。
何をしたらいいのかわからない。何をしてもうまくいかない。停滞感。
を感じている方はとりあえず目の前にある「わくわく・楽しそうなこと」を優先して行動してみると何か良いことが起きるかもですよ。
ご興味がある方は、ぜひ一読されることをオススメします(●'◡'●)
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