心の休ませ方「つらい時」をやり過ごす心理学

心の休ませ方

心の休ませ方「つらい時」をやり過ごす心理学 加藤諦三 著

を読みました。

なぜ「生きることに疲れてしまったのか」「疲れたらなにをすれば良いのか」をわかりやすく書いてあります。

・・・が、刺さるような言葉も多く、受け取り方によって逆に辛くなる方もいるかなと思いました。

「なぜ人は生きることに疲れてしまうのか」をシェアしたいと思います。

真面目だけでは幸せになれない

憎しみを気づかれまいとする緊張感で消耗する

 生きることに疲れたあなたは真面目に生きてきた。しかも犯罪という形で憎しみを吐き出すこともなく生きてきた。

憎しみの感情を心の底に押し込めて生きてきた。

 あなたは真面目であることが望ましいことと思い、真面目を信じて生きてきた。

たとえばうつ病者などは真面目でありさえすればいいと思っている。

 しかし真面目な自分の心の底に何が堆積されているかには注意を払わなかった。

 よく人は人生に疲れたという。生きることに疲れたという。しかし人生に疲れたのではない。

生きることに疲れたのではない。正確には憎しみを抑圧することに疲れたのである。

 あなたは真面目に生きてきた。しかし自分の憎しみの感情を吐き出すことはなかった。

その憎しみの感情を吐き出すことができないで、内的緊張を強いられてきた。

 心の底で思っていることを言わないことで人は消耗する。だから何もしない人がいつも疲れていたりするのである。

 外側では何も見えないが、内面ではものすごい衝突が起きて、その衝突でエネルギーを消耗してしまう。

 思ったことをポンポンと言ってしまう人は、外側は動いているようで、じつは心は疲れない。

 心の中でいつも衝突をしている人は、川の流れをいつもせき止めているようなものである。

思ったことをポンポンと言ってしまう人は、川の流れがスムースに流れている。だから疲れない。

 あなたは心の底で人を憎みながらも、周囲にいい顔をしてきた。それが消耗の原因である。

生産的な仕事にエネルギーを使わないで、心の中の衝突でエネルギーを消耗してしまった。

 さらにもう一つ消耗する理由がある。それはその心の底の憎しみを周囲の人に気づかれまいとするからである。

自分の心の底の憎しみを周囲の人に気づかれまいとすることが自分の中に心理的な緊張感を生みだし、その緊張感がエネルギーを消耗する。

引用おわり。

感情を押し込め続けると、内的緊張が生まれると書いてあります。

外側では何も見えないけれど、内面ではものすごい衝突が起きていてその衝突でエネルギーを消耗してしまう。

生きることに疲れた方は感情を表に出すことが苦手な方が多いようです。

私もそんな時がありました。

良い人のふりをすると疲れますよね。

たまには悪い顔を出してみたり、素直に思った・感じた言葉を伝えるといいかもしれません。

「良い人はやめようキャンペーン」とかいかがでしょうか(^_^)

この時間帯・この曜日は良い人をやめよう。みたいな^^

 

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